飯舘村は2018年春に村の中学校に集約して再開する予定の2つの幼稚園に保育所の機能を加え、「幼保連携型」の認定こども園とする方針を固めました。同じ敷地内では同時期に4つの小中学校も授業を再開する予定で、村の子どもを0歳児から15歳まで一貫して受け入れられるようにして、保護者の負担軽減や教育効果の向上を目指します。

 敷地内の除染は今年9月頃に完了する見込みで、その後、こども園の園舎を新築。幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持つ職員を配置します。

 村によると、認定こども園に移行することで、幼稚園と保育所の長所を兼ね備えた施設にできるといいます。たとえば、保育所では原則的に保護者が働いていることが受け入れの条件ですが、こども園にはこの制約がありません。幼稚園に通えるのは3歳児からですが、こども園には0歳児から預けられます。

 きょうだいを同じ施設に預けやすくなるメリットのほか、村のこども園は村立小中学校と同じ敷地にあるため、より幅広い年齢層での交流が日常的に可能になります。小中学校への進学がよりスムーズになり、村は生まれた子どもが義務教育を終えるまで村内にとどまりやすくなる効果を期待します。